Tシャツ用語集・プリントTシャツのオーダーにも役立つ業界用語を解説

Tシャツをオーダーする際に役に立つTシャツ用語集です。オリジナルプリントTシャツを作る場合、Tシャツプリント専門店にオーダーするのが、近年ではもっとも一般的な方法でしょう。しかし、プリントショップのウェブサイトで使われている言葉には意外に難しいものがあります。そんな業界用語をまとめてかんたんに解説しています。

Tシャツ用語集

オリジナルプリントTシャツを作る場合、Tシャツプリント専門店にオーダーするのが、近年ではもっとも一般的な方法でしょう。しかし、プリントショップのウェブサイトで使われている言葉には意外に難しいものがあります。そんな業界用語をまとめてかんたんに解説しています。

Tシャツ用語・アパレル関連

Tシャツというアパレルに関する用語を解説します。

・カットソー

「カットソー」という言葉は、ネットショップやオークションサイトなどでもよく見かけますが、意外にどういものなのか正しく理解している人はあまりいません。

カットソーは「Cut and Sewn」を略した言葉で、言葉どおりなら「カットして縫ったもの」。Tシャツをはじめ、スウェット、ポロなどもカットソーです。この言葉の理解を難しくしているのは、業界やネットショップでの言葉の使い方です。シンプルなTシャツは「Tシャツ」、デザイン性に富んだオシャレなTシャツは「カットソー」などと表記している業者が多いのです。本来、カットソーはTシャツやポロシャツを含む大分類のことです。

・クルーネック

もっともスタンダードな丸首のことです。

・セットインスリーブ

セットインスリーブは、ほとんどのTシャツに採用されているもっとも一般的な袖のことです。普通袖。

・タートルネック

ニット製品ではよくあるタートルネックですが、タートルネックのTシャツもあります。首を覆うようなネック形状で、そのまま着ても折り返して着てもOKです。

・チュニック

チュニックは、Tシャツ同様のトップスですが、丈が長いことが特徴。女性向けで、体型をカバーしやすく、さまざまなボトムスと相性がいいため人気です。

・ドルマンスリーブ

ドルマンスリーブは、レディースの衣料品に使われる袖タイプで、深い袖ぐり、袖口に向かって細くなる袖が特徴です。ルーズな感じがありますが女性的なシルエットが魅力といえるでしょう。

・ヘンリーネック

ヘンリーネックは、襟元がボタン留めになっていることが特徴。普通のクルーネックTシャツよりもアンダーウェア感がなく、オシャレ度が高く見えることが特徴です。

・ボートネック

首元が横に広がっていて、何かボートを横から見たような形をしているネックタイプのことです。

・丸胴

Tシャツの多くは、いくつかの生地を組み合わせて作られていますが、丸胴のTシャツは、胴体部分が1枚の筒状の生地でできています縫い目が少ないため着心地快適。ボディのサイドにプリントできるというメリットもあります。

・モックネック

タートルネックほどではありませんが、ハイネックになっている襟のことです。どちらかというと重ね着向きのネックタイプ。

・横割り

前後2枚の生地を縫製して作られたタイプのTシャツです。

・ラグラン袖

ラグラン袖は、ラグランスリーブとも呼ばれる襟ぐりから脇の下にかけて斜めに袖が縫い付けられ、肩が動かしやすいよう作られたタイプの袖のこと。野球のアンダーシャツなど、スポーツに最適な袖タイプで、このラグラン袖で七分袖のものは「ベースボールTシャツ」と呼ばれ、オリジナルプリントTシャツでもひじょうに人気のボディです。

・Vネック

クルーネックTシャツの次に一般的なのは、首元がV型になっているVネックのTシャツでしょう。

Tシャツ用語・生地や繊維関連

・裏毛

裏毛は、裏地の編み込み形式のことで、表側は普通の天竺編みですが、裏地はループになるように編まれています。保温性が高くなる編み方でスウェットによく使われますが、Tシャツにも採用されています。

・裏起毛

裏起毛は、裏毛を毛羽立たせたもの。毛羽立たせることで空気を多く含ませることが可能になり、裏毛よりも温かくなります。Tシャツに使われることはほぼありませんが、オリジナルで冬用トレーナーやパーカーを作る場合は裏起毛のものを選ぶといいでしょう。

・オンス(OZ)

重さを表す単位。Tシャツの場合は、生地の厚みを表す目的で使います。数字が大きければ生地も厚くなると考えればいいでしょう。

・鹿の子編み

鹿の子編みは、平編みとタック編みを組み合わせた編み方で、生地に凹凸ができることが特徴。通気性が良く、スポーツウェアやカジュアルウェアによく使用されます。夏物のポロシャツでは定番の編み方です。

・天竺

天竺は、横編みの中でも基本的な部類の編み方。平編みとも呼ばれます。表と裏の編み目がはっきりと異なることが特徴で、裏はさわやかな肌触りになっているため、Tシャツによく採用されている編み方です。

・ハニカムメッシュ

ハニカムメッシュは、蜂の巣のような形状の編み方。生地に厚みを出しながらも心地よい肌触りに仕上げられる編み方です。

・フライス

フライスは伸縮性のある網地のことで、丸編み機で編みます。心地よくフィットすることが特徴で、Tシャツやスウェットの襟に採用されています。また、スリムTシャツなどのフィット感が優先されるアパレルには、ボディにもフライスが採用されることがあります。

Tシャツ用語・プリント関連

・インクジェットプリント

インクジェットプリントは、専用のプリンターから直接Tシャツのボディにデザインを印刷するメソッドで、デジタルなカラー表現が可能。版を作る必要がないので、少量の印刷に向いています。

・スクリーンプリンティング

スクリーンプリンティングは、メッシュを張った版を使って印刷する方法で、シルクスクリーンプリンティングと呼ばれることもある、もっとも一般的なTシャツのプリント方法です。カラーごとに版を作る必要があるため、少数生産にはコストがかかるため向きません。反面、刷れば刷るほど1枚あたりの単価が下がっていくので、大量生産に適しています。

・全面プリント

Tシャツなどのアパレル製品で、ボディ全体にプリントを施す手法のことを全面プリントと呼びます。Tシャツのプリント方法としてもっとも一般的なスクリーンプリンティングではなく、インクジェットプリンターを使用してプリントを行います。プリントに通常よりも時間がかかり、さらにインクの消費量も多いことから、Tシャツ本体の値段は高くなりがちです。

・版

版はプリントに使う型のことです。もっとも一般的なTシャツプリントのメソッド。スクリーンプリンティングは、孔版印刷という版に開いた穴を通してデザインを転写する仕組みが用いられています。

・ハーフトーン

ハーフトーンは、プリントにおける濃淡を表現するためのドット(点)の集まりです。Tシャツのプリントでは、「インクを出す」「インクを出さない」という2択方式で濃淡を調整しています。絵を描くときのように、色の濃い薄いを変えることはできませんが、ハーフトーンを使うことで濃淡が表現できるようになります。「すべてが点で描かれた画像」と言えばわかりやすいでしょうか。ドットを細かくしていくと、人間の視力では識別が困難になり、点状ではなくつながって見えるようになります。ドットの細かさは、lpi(line per inch)という単位で表し、Tシャツの場合は高くても70lpi程度と、粗めのドットでプリントされます。